staff-blogブログ
耐震構法 SE構法 基礎工事
2019.04.29
SE構法の基礎工事の続きです。

DSC_0001

DSC_0002
防湿シートの上に捨てコンがあります。

DSC_0061
通常は基礎の周囲のみ捨コンを打ちます。

DSC_0001
配筋後。捨コンのところに何があるか分かります?

DSC_0002

DSC_0003
SE構法ではアンカーボルトは基礎のベースから立ち上がっています。
その位置を正確に出すために捨コンが必要になります。
このアンカーボルトに後々耐震用柱脚金物がセットされます。
アンカーボルトは基礎の中にすっぽり埋まって引き抜き強度を上げているんです。

DSC_0005
基礎配筋も場所によって間隔が違います。
これは地耐力や地域特性などを総合的に判断して構造計算(FEM解析)をした結果なのです。

DSC_0002
土間コンを流す時にはアンカーボルトをしっかり固定していないといけません。
型枠がある場合はアンカーセッターという箱を使います。

DSC_0001
その他の場合はアンカーボルトの頭部分を木材で固定します。
アンカーボルトの位置精度は10mm以内。それを超えると柱がセットできなくなります。
この基礎の精度は0~2mm以内!
流石、基礎屋さんの技術の高さが分かります。
SE構法の命はこのアンカーボルトの精度なんです。
このあともSE構法の現場報告は続きます。。。
~hassy~