耐震構法SE構法の大きな柱!
SE構法では柱の大きさにも種類があります。
在来軸組構法(2階建て以下)では通し柱は120mm(4寸)ですがそれ以外の柱は105mm(3寸5分)です。
SE構法では基本寸法が120mm×120mmですが負荷のかかり方によって柱の寸法を変えています。
120mm×240mm、120mm×300mm、120mm×360mm、170mm×170mmだったりするみたいです(まだ見ていない柱も多くありますので)。
写真は120mm×240mm。柱と基礎を緊結する柱脚金物にはφ16mmのドリフトピン(在来軸組構法はφ12mm)を7本使用しています。
このドリフトピンも柱側の穴はまんまるなのに対して少し楕円になっています。楕円になることでピンを打ち込んだとき丸のカタチが違うことで抜けにくくなる効果があるそうです。いわゆる楔効果っていうものですかね。
養生テープに書かれているのは何のことでしょう?
ここはGT3という構造用合板を内部外部共貼り、指定された釘を75mm間隔で打つように指示されています。50mmでも100mmでもダメなんです。指定通りになっているか検査員(現場監理者)が検査し、報告書にまとめNCNに報告します。そこで構造の保証が受けられます。
最後にあまり見ない光景。
何かわかるでしょうか?
2階にユニットバスを設置している所を1階から撮りました。
「なるほど!」現場を知ることは大切です。
7月後半には年に1回の登録施工店を集めての勉強会に参加してきます。東京、名古屋、大阪とあるのですが大阪に参加です。ここでは顔見知りの施工店さんも参加されるでしょうから情報交換を行うことも大事な仕事です。
8月初旬には大阪・兵庫の先輩登録施工店に勉強させてもらえる機会を頂きましたので会社を上げてお伺いします。タイコーアーキテクト様、三和建設様、宜しくお願い致します。
日々是勉強 ~hassy~