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columnコラム

土居田町コンセプトハウスの日射熱利用暖房(パッシブデザイン)の実験

2026.02.06

自然エネルギーを利用して住宅の室温をデザインするパッシブデザイン。5つの要素のうちパッシブデザインの太陽の熱を熱源として建物を暖める太陽熱利用暖房(冬のパッシブデザイン)。2025年11月22日にも実験していますが、その時は気温も高く、冬らしい気温の2月3日に再度実験をしました。条件は下記の通り。

・前日はエアコンを利用して暖房を行い室温を20℃に保ち、日付が変わった0時にタイマーを使ってエアコンをオフにします。

・主たる居室(LDKとつながる空間 LDK+吹抜け+階段室+2階廊下)なので内部の建具は全部閉じます。

・本来は24時間朝太陽が昇ったらカーテンを開け、太陽の熱で暖房を始めますが今回は12時からカーテンを開けて実験スタート!

赤線で囲った部分が主たる居室になります。

建物のスペックは以下の通り。

UA値が0.3w/㎡kなので断熱等級7寄りの6。ちなみにC値は0.47㎠/㎡(建物の隙間相当面積)。

 

12時にカーテン類を開け、暖房開始します。エアコンは使いません。

リビング。窓の足元から日射熱が入ってきます。

リビングの北側の壁。日射熱は壁や床にあたって初めて熱に変換されます。リビングドアがガラスの為、本来リビングを暖めるはずの日射は玄関ホールを暖めています。

ダイニングの窓からも太陽熱。

リビングの吹抜けから日射熱!

寝室、子供部屋、トイレの建具は全部閉じて、主たる居室のみを太陽熱のみで暖房中。

 

2026年2月3日の室温。0時の段階でおおよそ20℃。高断熱なのでなかなか室温が下がりません。カーテン類は閉め切っていますが、多少日射熱を室内に取り込んでいるようで9時位から少しずつ室温が上昇しています。

そして実測データがこちら

驚くことにLDK(主たる居室)は12時から13時の1時間で4.4℃も室温上昇。この建物は15時位から西側の6階建ての賃貸マンションの影が建物にかかり始め、日射熱取得が出来なくなってきます。

LDK以外の部屋は日射熱取得をしていませんがLDKに面した部屋なので熱移動が行われているのが分かります。特に2階トイレは顕著です。LDK以外の最高室温は17時になっており、データがそれを実証しています。

 

ちなみにシミュレーションデータがこちら。

シミュレーションは生活熱(冷蔵庫等からの放熱や調理による熱など)を見込んできますが今回の建物にはなし。

また外気温もシミュレーションでは14.2℃まで上がっていますが、実験時の最高気温は8.2℃。より不利な条件でもしっかり結果を残しているのが立証されました。

この建物の暖かさを体感する見学会を2月14日と15日の2日間開催致します。

数字だけではない、足元の室温だったりを是非体感してください。寒い冬にこそパッシブデザインを感じる良い機会です。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

筆者:橋本

 

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※土居田コンセプトハウスのパッシブ住宅体感見学会かこちらから

パッシブ体感会2026冬in土居田 コンセプトハウス

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