先日、神戸市にある阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」に行ってきました。

名前の通り、阪神・淡路大震災の経験と教訓、防災・減災の大切さを世界に発信するために、またそれを風化させない為にも、国の支援を得て兵庫県が建設した施設です。

震災当時の状況を大型映像と音響で体感したり、被災で残された物の数々を目にしました。

道路のグレーチングがこんなに曲がったり、

ゴルフクラブがこんな折れ方をしたり、小さなものでもリアルに震災の怖さが伝わりました。

センターの職員の方がこの様に言われていました。

「住宅会社の皆さんが建物の耐震化を進めて頂くことで、完全に地震から逃れられないにしても、たくさんの命が守られるはずです。どうか頑張って下さい！」と

私たちの耐震構法SE構法は、２７年前に創業者が阪神淡路大震災を機に開発を進めた構法です。

構造計算による「木造でも鉄骨に負けない強靭な家」をつくり続ける事が、私たちの使命だと考えます。

今回の見学は、よりその思いを強く再認識させられた有意義な時間でした。