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O様 上棟おめでとうございます!

2024.08.08

8月に入り夏本番!!

連日の暑さはまだしばらく続きそうな予報が出ています。外と室内の気温差に負けないよう体調に気をつけながら過ごしていきたいですね。

 

先日、「耐震構法SE構法の家」の上棟が松山市で行われました。

暑さに慣れている大工さん職人さんにも、熱中症対策のため、こまめな休憩と水分対策を取っていただきながら、安全第一で作業を開始しました。

SE構法の現場では、「黒い金物」が目立ちますね!

一般的な在来工法では、部材をつなぐために「ほぞ」という穴加工を施しますが、断面欠損が大きいため、地震のような強い力がかかると柱や梁が外れたり折れたりする恐れがあります。

↓ 在来工法の接合部のイメージ

そこで、耐震構法SE構法では、接合部に断面欠損の少ない独自開発の「SE金物」を使用。

木のしなやかな強さに金物の剛性が加わる事で、「ほぞ」の穴加工部分の弱点を克服した堅牢な構造をつくりあげることができます。

↓ 柱に取付けた金物

↓ 梁に取付た金物

横の金物は梁を受け、上の金物は柱の下(柱脚)を剛接合します。

↓ 柱(120mm×120mm)と基礎を緊結する柱脚金物

地震の際に、横揺れによって柱や基礎が土台から引き抜かれたことが原因で建物が倒壊してしまうケースが見られます。基礎や土台がしっかりしていても、柱が抜けてしまっては地震に耐えることはできません。

そこで、SE構法では主要な柱の直下に柱脚金物し、柱と基礎とを強固に固定。

柱脚金物は高強度なアンカーボルトにより基礎に直接取付られるので、地震の横揺れにも強く、在来工法の最大5倍の引き抜き耐力をもっています。

↓ 120mm×240mmの柱(平角柱)と柱脚金物

↓ 柱の上部(柱頭)も金物で緊結

↓金物を受ける梁に加工されたスリット

「ほぞ」に比べると、スリットだと断面欠損が圧倒的に少ないのがよく分かりますね。

↓ 2階の柱を受ける柱脚金物をドリフトピンで緊結

↓ 構造材にかかる強度によって、金物の形やドリフトピンの数も変わります。

夕方には、無事上棟しました。

本日はお暑い中、朝からお立会いいただいたO様ありがとうございました。

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