大洲市役所に耐震シェルターを設置しました!
今年4月に伊方町役場へ設置させていただいた「耐震シェルター70K」。
新たに大洲市役所にも設置いたしました。
南海トラフなどの大地震が予測される中、大洲市における木造住宅の耐震化率は約62%にとどまり、耐震化がなかなか進まない状況にあるそうです。
大洲市では耐震診断から耐震改修に応じた補助制度を設け、耐震の促進を図っていますが、改修費用や工事の手間を理由に、耐震診断を受けても改修に踏み切れないケースが多いことが課題となっています。
そこで、今回の耐震シェルター展示を通じて、費用面が難しい世帯に対し、耐震シェルターを新たな選択肢をとして提案するとともに、耐震化全般の普及啓発を進めたいという想いから、耐震シェルターの設置を希望されたそうです。
「木質耐震シェルター70K」の特徴は木造ラーメンフレームを採用し、壁がなく開放感があるので、今の生活空間を損なうことなく設置が可能です。
【補足】ラーメンフレームとは・・
柱と梁を剛結合して一体化させた構造のこと。
柱と梁が剛結合になっていることにより、一般的な「ピン結合」に比べて強固に固定されるため、筋交いなどがなくても構造的に安定します。
例えば、家族が集まるリビングに設置しても、広々とした空間はそのまま。
骨組みだけを強化することで、圧迫感を感じることなく、日常の快適さを維持しながら耐震性能をプラスできます。
さらに、施工期間が短いため、お住まいになりながらの工事もストレスが少なく工事もスムーズ!
今回の設置工事では、若い大工さんたちが中心となり、組み立て作業を行いました。わずか半日で組み立て完了しました。
スピーディーで効率的な施工もこのシェルターの魅力の一つです。
TOAHOME では、「人命第一」をモットーに、新築住宅はもちろん、こうした耐震シェルターの導入にも力を入れています。命を守る建築を通じて、地域の安心・安全を支えるお手伝いをこれからも続けていきたいと思っています。
安心・安全な暮らしを支える「耐震シェルター」
ご興味がある方は、ぜひお気軽にお問合せください。