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今後の住宅(製品)価格の動向について
2024.12.20
今年も残すところわずかとなり、TOAHOMEの事務所にもクリスマスツリーが飾られ、年末の雰囲気が一層感じられる季節になりました。
さて、先日発売された“住宅産業新聞”の記事によると、リクシルが2025年4月1日受注分よりメーカー小売価格を値上げすると発表したとのことです。リクシルでは、2022年から全製品群の値上げを段階的に実施しており、原材料価格の高騰や市場における需要変化が値上げの背景としています。この動きは価格全体にも影響を与える可能性があります。
今後の製品価格の動向について
製品価格の変動には、以下のような要因が影響を与えると考えられます
①原材料の価格高騰
木材や鉄鋼、セメントなどの主要な建材価格が引き続き上昇する場合、製品(住宅)価格の上昇が続く可能性があります。
②労働力不足と賃金上昇
建設業界における職人不足や、働き手の賃金上昇も、建築コストの増加要因となります。
③需要と供給の奇妙なバランス
新築住宅の需要が低迷すれば、製品の受注数量の減少により生産数量が低下しそれにより大量生産ができずに生産原価があがる現象。
価格上昇に対応するためには住宅ローン減税や省エネ住宅への補助金など、上手に活用しましょう。
住宅を検討中の方にとっては、今後の価格動向に注目しながら計画を進めることが重要です。また、早めのご相談も、適切なタイミングでの購入につながるかもしれません。
「子育てグリーン住宅支援事業」の補助金なども、令和6年11月に政府で閣議決定されています。
今後も最新情報をお届けしてまいりますので、ぜひ引き続きチェックしてください!