三角屋根が印象的な平屋の邸宅

先日、1年前にお引渡しをさせていただいたお客様のお住まいへ、写真撮影に伺いました。この日は、お家の外観、リビングとつながるデッキ、そして家と家とを結ぶ外構を中心に撮影させていただきました。
こちらのお客様は、娘さんご夫婦とご両親が同じ敷地で暮らすスタイル。
それぞれのお家は独立しながらも、外構が家族の暮らしをそっと繋いでいて、ちょうどいい距離感が敷地全体にやわらかく広がっています。
お庭が、親世帯と子世帯を自然につなぎながら、それぞれの生活リズムも大切にしてくれます。

やわらかな塗壁にレッドシダーが映える、平屋の邸宅。静かに佇む、落ち着いた表情が印象的です。
こちらのお家は、SE構法でつくった広がりのある平屋の家。
柱が少なくてすむSE構法だからこそ、ワンフロアでものびやかで、どこにいても心地よい距離感です。
ご家族が集まってくださったこの日も、自然とゆったりとした時間が流れる、そんな懐の深さを感じました。お伺いするたび、家が“住まう人と一緒に時を重ねている”ことが伝わってくるのも、このお家の魅力のひとつ。

そして、今回あらためて魅力を感じたのが、リビングから心地よくつながるウッドデッキ。
リビングの先に広がるデッキは、室内と庭の間にある、おだやかな余白のような空間。
晴れた日は、おだやかな光が心地よく、観葉植物を日光浴させたり、お茶をしながら風を感じたり、暮らしの中にやさしい時間を運んでくれます。

親世帯と並んで立つ娘さんの住まいも、まわりの景色になじむ穏やかな外観で、
ご両親のお住まいと並ぶと、どこか“ふたつでひとつ”のようにも見えます。
お互いを気遣いすぎず、それでいていつでも近くに感じられる、そんなあたたかな3世帯の距離感が伝わってきました。

近年、平屋が注目されている理由には、ワンフロアだからこそ叶う動線の良さ、暮らしやすさ、そして自由度の高い住空間のデザインがあります。階段が不要で日常の移動がスムーズになること、室内外のつながりをダイレクトに楽しめることも大きな魅力です。
住まいをデザインすることは、生活そのものをデザインすること。
「大切な人と、どんなふうに暮らしたいのか」
その理想のライフスタイルに寄り添い、TOAHOMEはこれからも一邸一邸を丁寧に形にしていきます。

