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愛媛の耐震構法SE構法とパッシブデザインの注文住宅🏡前編

2020.09.04

皆様、お変わりございませんか?

最大級の警戒が必要な台風10号🌀の接近や、9月としては観測史上初の気温40℃台🥵を記録したりと、最近の気象情報では話題が尽きないですね(p_-)

天気☀と住まい🏠には、密接な関係があると思います。住まいに求められる性能として、今回の台風10号で警戒すべきは、強風に備える耐風性能だったり、また厳しい残暑でも快適な室内環境を維持できる断熱性能だったり、天気にこれだけ私達の生活が左右されるのが、ここ最近急速に増えた様な感じがするのは、私だけでしょうか(?_?)

以前から言われ続けてきた地球温暖化の影響が、まさにこの様な形で私達に降りかかっているんでしょうね(p_-)そんな状況を考えると、住まいのご提案や住宅建築とは、社会的にもとても大きな影響を与えるもののひとつだと考えてなりません。

そこで今回前編では、耐震構法SE構法と在来工法との大きな違いについて、ご説明させて頂きます(__)

在来工法の設計では平面上に耐力壁を配置して、各階の各方向に存在する壁量を算出して必要壁量を満たしていることをチェックします。しかし(p_-)この壁量計算は、構造の弱点となる開口部・下屋・吹抜け等の建物形状や積雪荷重が考慮されていません。つまり、在来工法の壁量計算は構造計算ではないのです。

SE構法は先述の通り許容応力度計算(ルート2相当)による構造計算を行っており、ここが在来工法と大きく異なる点の1つです。

具体的にはまず、建物の鉛直荷重(建物そのものの重量と積載荷重)風荷重(強風時の圧力)、そして地震荷重の3点について綿密な検討を行い、建物各部を立体的に応力解析します。

この結果に対して、建物の各構造部材や耐力壁、そして柱や梁の接合部が安全であること、さらに強風や地震時の傾斜角(層間変形角)耐力壁の偏り(偏心率)上下階の強さのバランス(剛性率)・大地震時の安全性を確認しています。

このように、木造住宅において鉄骨造や鉄筋コンクリート造と同様の「立体解析による構造計算」を全棟で実施しているのが、SE構法の大きな特徴です。

地震にも強風にも十分に耐えられる様、許容応力度計算による構造計算をした「耐震住宅」をご提案します!!

弊社の在来工法では、同じ様に構造計算を推奨しております。詳しくはスタッフまでご相談下さい。後編では、パッシブデザインについて興味深いお話ができればと思います。

Mollyでした。

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