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「η(イータ)」って⁉太陽光は敵か味方か⁉

2022.08.18

いつもお世話になっております!

立秋が過ぎて、部屋に差し込む朝日の入り方が変わってきたのを感じる今日この頃です(^^)まだまだ暑い日が続いていますが、そんな夏は嫌がられ冬はありがたがられるもの…🌞そうです!太陽の事なんですが、弊社ではお客様にご提案する建物に冬の日射熱をしっかり取り入れるために、(ちょっと冬の話で気が早くてすみません)

①南面の窓に冬の日射がちゃんと入るかどうかを検討します➡軒の出、窓の大きさ、太陽の高度等々を検証

②日射が入る南面の窓を大きく取り、日射取得型のガラスを選びます➡お客様の建物周辺の状況も検証

※冬至の頃の一番厳しい日射条件で検証。南面に隣家がある場合は、吹抜けによる採光も検討してご提案。

③できるだけ建物が南に向く様にします

以上の3点を実施・検証しています。

エアコンは室内温度を設定温度まで上下させるまでが、最も電気代がかかります。結果、冬場の暖房に使う電気代の方が高い傾向にあるわけなんですが、エアコンや床暖房をフル稼働させなくても快適性と省エネを兼ね備えたパッシブデザイン住宅では、先程の3つのポイントを大切に考えているわけなんですね(^O^)/

その中でも、①の日射取得がきちんとできているかどうかをご説明するために、取得率が計算できる特別なソフトを使用して、お客様毎に数値をご提案させて頂いております。それが…(p_-)「ηAH」と「ηAC」という数値です。

「日当たりがいい」とか「明るい」などの抽象的な表現になる部分を、この数値でご説明させて頂いています。

暖房期のηAHの数値が高いほど(2.5以上)太陽光を建物内にたくさん取り込めている事(日射取得率が高い)を表しており、冷房期のηACが低いほど(1.0以下)太陽光が建物内に入ってこない事(日射取得率が低い)を表しています。

先日のご説明では、「UA値」と「C値」の双方の重要性をご説明させて頂きました。今回の「η」(イータ)で夏場と冬場の太陽光の入り具合(数値)をご提案プラン毎にお出しする事で、居室の無暖房・無冷房での自然室温もご説明できる様にしています!

ちなみに、弊社は下記の室温の目標値を設けて設計をしています。

数値から室温まで、本当の意味での高性能な住まいをご提案させて頂きます!

11月からの電気料金アップのニュースに財布のひもを締め直す時期かもしれません…。

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