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重量木骨 構造部材の秘密①
2023.04.04
新社屋上棟に向けて、構造部材が指定のプレカット工場から続々と到着しています。
保管倉庫から写真が届きましたので、さっそくご紹介します☺°˖✧
たくさんの構造部材が出番を待っています!!
SE構法では、主要な構造部材はすべて構造用集成材を使用
無垢材は自然素材ですので、強度にばらつきがあり構造計算を行うには不向きな素材です。
SE構法では、一定の強度が保たれた含水率15%以下の構造用集成材を使用しています。
断面欠損が少なく、地震に強い接合部
一般の在来工法では、柱と梁をつなげる部分に「ほぞ」と言われる穴加工をほどこしますが、
その「ほぞ」により強度が落ちることで、大地震の際にこの接合部が破壊されたケースが多く見られました。
👇写真に映っている黒い金物に注目☺
SE構法では100年後も同じ強さを持つ専用金物を使用し、柱と梁そして基礎までしっかりと緊結された構造体によって、住む人の命が守られるわけです!!
含水率15%以下の集成材を使用するため木材自体の収縮も少なく、独自開発のSE金物で強固に接合するため、地震の際の「連続した揺れ」に対しても強さを発揮します。2016年4月14日の熊本地震は、震度7の前震と本震が連続して発生するという前例のない地震でしたが、構造被害はゼロ。SE構法が繰り返しの地震にも耐えうることが確認されました。
SE構法が目指しているのは、住む人の安心と安全なんですね!
TOAHOMEは、四国で唯一のプレミアムパートナーです。