あおぞらホーム様見学会
2月9日にあおぞらホーム様の新モデルハウス「MODEL」の完成見学会に参加させて頂きました。
あおぞらホーム様は奈良県天理市の工務店です。
SE構法、パッシブデザイン、長期優良住宅のレベルの高い注文住宅を建てておられます。
今回の「MODEL」は優れた耐震性能のSE構法、自然エネルギーを最大限活用するパッシブデザイン設計、意匠を凝らしたインテリア etc…
あおぞらホーム様の家づくりの魅力がたっぷり詰まった、オシャレで快適なお家になっています。
ホワイトの塗装が美しい外観に無垢板がアクセントになっています。
ブラックを基調としたモダンなインテリアがかっこいいLDK。
ですが、オシャレなだけでなく、快適な室内空間を実現するための工夫がすごいんです。
1階LDKの南側の窓には断熱性能・気密性能が高く、日射取得率も高い木製サッシ「佐藤の窓」を採用されていました。
佐藤の窓は遮音性も高く、道路に面しているとは思えないほど家の中が静かでした。
コンクリートで造作したTVボードは蓄熱材としての役割を果たしています。
外気温の影響による室温のムラが小さくなり、室温が安定します。
2階居室の南側の窓にはヴァレーマの外付け電動ブラインドが採用されていました。
外付けブラインドによって太陽の光と熱をコントロールし、外からの目線も遮ることができ、ちょうどいい心地よさを実現されていました。
下屋に設けた蓄熱ルームはトップライトから入った太陽熱が土間に吸収され、室内干しに最適な空間となっていました。
モデルハウスを見学させていただいた後は、天理市民会館に移動して勉強会に参加しました。
あおぞらホーム 代表取締役の青木俊文様による分譲による経営手法の講演、
PASSIVE DESIGN COME HOME 代表取締役の木村真二様によるシミュレーションとプランニングについての講演、
すまいと環境社 代表の野池政宏先生のパッシブ省エネクイズがありました。
突然ですが、パッシブ省エネクイズで出題された問題を一問あげてみます。
Q:夏の日射量がもっとも大きい方位は東面/西面である、〇か×か?
答えは〇です。
夏は太陽の高度が高いため、南面は庇などで直射日光の侵入を防ぐことができますが、東面と西面も、遮熱タイプのガラスなどで対策することがとても大切だと再認識しました。
あおぞらホーム様、木村様、野池様ありがとうございました。